と言うか買ったもの車に乗せちゃったけどこれって家まで送るってことだよね? 「家まで送って行くよ」 「え、いやでも悪いよ」 あたしが断ると春綺君は、微笑んで「大丈夫だよ俺ちょうど用事済んで帰るとこだったから」 「じゃあ…お願いします」 こうしてあたしはラッキーなことに春綺君にマンションまで送ってもらうことになった。 「捺海ちゃん料理できるんだね」 「まぁ割と得意な方かな?」