同居人はNo.1ホストー1ー213ページまで修正








外に出ると一台の白い車が止めてあった。



見るからに高そうな車だ。ここのマンションの住人の車かな?




そんなことを思っていると車から降りてきたのは春綺君だった。




「こんばんは、捺海ちゃん」



「こんばんは、春綺君」




春綺君は、初めて会った時に着ていた白いスーツではなく黒いスーツを着ていた。




髪型は、お店の時よりシンプルに整えている。




「今日の捺海ちゃんお店で会った時と雰囲気が違うね」




「春綺君もお店のときと少し違うよ」




「ふふ、そうかな?今日の捺海ちゃん凄く俺好みで嬉しいなぁ。凄く可愛いよ」




「ありがとう」と春綺君にそう言うとあたしに微笑んで片手を出してきた。




これって手をとっていいんだよね?