あいつは…一番愛していた人に裏切られたんだ




裏切られた?それに一番愛していた人って一体誰のことなの?




春綺君のあの言葉があたしの頭の中に響き渡る




ーーーーー…………





「…あ、あれ?」




目が覚めて起き上がるとあたしは、いつものようにベッドで寝ていた。




どうやらここは最低男の家のようだ。




って言うかー……




「き、気持ち悪っ…」




吐き気に襲われ口元を手で隠しトイレに急いで駆け込む。




「ごほっ…ごほっ…うっ、やばい気持ち悪い」




あれ…そういえば…あたしどうやってここに帰って来たんだっけ?