外見がいい女、金を持っている女がいたら俺の客にする。例え他の客だろうと容赦なく奪う。




そのために俺は色々な手を使った。



女が喜ぶ甘い言葉を時々、囁いたり女の好きな物を買ってやったり貸し切りにしたレストランに連れて行ったり女を抱いたり。




女は馬鹿なくらい単純だ。俺が少し囁くだけで女は簡単におちる。




俺はこの見た目で昔から女に不自由をしたことはない。でも何かが足りないんだ。



けれどそれが何なのか俺には分からない。




どうしてだ?こんなに沢山の女がいて金だってたくさんある。



それなのにどうして足りないんだ?




女を抱いている時いつも思う。




好きとか愛してるとかそんなこと言っているけど本当に俺を好きなのか?愛しているのか?




女達が愛しているのは本当の俺か?



違うだろ。お前らが本当に愛しているのはBURAKKU PRINCE No.1の尚希だ。