「愛莉桜ちゃん!!」
「…へ?」
「大丈夫?ぼーっとしてたけど。」
「…あ、うん。瑠璃ちゃんありがと。」
私、山下愛莉桜(やましたありさ)。
先週好きで付き合った先輩にフラれた。
理由は、私が忙しくて会う暇が無く、気持ちが離れてしまったせいだった。
全ては私が悪いんだ。
なのにこんなに凹んでる私はなんなんだろう。
彼氏のいない生活に戻っただけなのに。
この胸に穴がぽっかり空いたような感覚は…。
「…愛莉桜ちゃん、やっぱ保健室行きな?」
「…うん。」
瑠璃ちゃんは、佐伯瑠璃。
私の親友。
瑠璃ちゃんにはまだフラれたと伝えてない。
伝えたら泣いちゃいそうで…。
「失礼しまーす…」
「あら、愛莉桜ちゃん。」
「…あ、美姫ちゃん。ちょっと話聞いて?」
「良いわよ。」
美姫ちゃんは、山下美姫。
私の従姉妹でお姉ちゃん。
養護教諭をしてるの。
「……ってな感じなの。」
「そぅねぇ。新しい恋を見つけたら?」
「…そう簡単に言うけどさ、無理なんだよ。」
「そう。実は私も一昨日フラれたのよ。」
え…初耳なんですけど!!!!
「あのね、愛莉桜ちゃん。別れには必ず出会いがついてるんだよ?この別れには意味があるの。前向きに頑張ってみない?」
「…出会い…かぁ。」
私もそんなのくるのかなぁ。
前彼と付き合ってた頃は幸せ過ぎて、次の出会いなんてないと思ってた。
でも、前彼は知らないうちに苦しんでたんだ。
「ちょ、愛莉桜ちゃん!?!?」
「ごめ…」
「良いのよ、泣いても。その涙をプラスに出来れば。」
私はその言葉を心に刻んだ…。
「…へ?」
「大丈夫?ぼーっとしてたけど。」
「…あ、うん。瑠璃ちゃんありがと。」
私、山下愛莉桜(やましたありさ)。
先週好きで付き合った先輩にフラれた。
理由は、私が忙しくて会う暇が無く、気持ちが離れてしまったせいだった。
全ては私が悪いんだ。
なのにこんなに凹んでる私はなんなんだろう。
彼氏のいない生活に戻っただけなのに。
この胸に穴がぽっかり空いたような感覚は…。
「…愛莉桜ちゃん、やっぱ保健室行きな?」
「…うん。」
瑠璃ちゃんは、佐伯瑠璃。
私の親友。
瑠璃ちゃんにはまだフラれたと伝えてない。
伝えたら泣いちゃいそうで…。
「失礼しまーす…」
「あら、愛莉桜ちゃん。」
「…あ、美姫ちゃん。ちょっと話聞いて?」
「良いわよ。」
美姫ちゃんは、山下美姫。
私の従姉妹でお姉ちゃん。
養護教諭をしてるの。
「……ってな感じなの。」
「そぅねぇ。新しい恋を見つけたら?」
「…そう簡単に言うけどさ、無理なんだよ。」
「そう。実は私も一昨日フラれたのよ。」
え…初耳なんですけど!!!!
「あのね、愛莉桜ちゃん。別れには必ず出会いがついてるんだよ?この別れには意味があるの。前向きに頑張ってみない?」
「…出会い…かぁ。」
私もそんなのくるのかなぁ。
前彼と付き合ってた頃は幸せ過ぎて、次の出会いなんてないと思ってた。
でも、前彼は知らないうちに苦しんでたんだ。
「ちょ、愛莉桜ちゃん!?!?」
「ごめ…」
「良いのよ、泣いても。その涙をプラスに出来れば。」
私はその言葉を心に刻んだ…。