溢れ出す涙は止まることを知らない。


私はそれでもキスを止めなかった。


止めたくなかった。


もっともっと・・・・



あなたを感じていたかった。



彼の背中に触れた私の手。



どんどんと彼を掴む強さが増していった。



その時、本当に、本能で動いている自分がいた。