君が好き。



今までずっと一緒にいたけど


春樹からのプレゼントってお菓子とかぬいたら



あんまりなかったかも。



そう思うとめちゃ嬉しい!



春樹は店員さんにブレスレットを渡してお金を払った。



「つけてみたら?」



「うんっ、ありがとう!」



あれれ……うまくつかない。



ブレスレットってつけるの難しい。



「はぁー、貸せ。」



「え?」


見かねた春樹があたしからブレスレットを取って



あたしの手首に器用につけた。



あたしは手首のブレスレットを見る。



自然とほっぺたがゆるむ。


「ふふっ」


「ほら、行くぞ。」


「あっ、うん。」