「……あいつは、ただの幼なじみ。」 ――――――ただの幼なじみ。 ただの………幼なじみ。 やっぱり、春樹にとってあたしは ただの幼なじみだよね。 もう、帰ろう。 あたしはこの場にもういたくなくて 走って教室に戻ってカバンをもって家に帰った。 もうなにも考えたくない。 もうやだ――――――――