「じゃあ行くわよ。忘れ物はない?瀬菜ちゃん。琉菜も。」
「ないよぉ」
私は車のシートに座り、足をばたつかせた。
「あ、今日帰りは迎えに行くから。校門で待っててね。」
「了解!!」
私たちは松木学園に着くと、校門をくぐった。
「えっと…まずは職員室だよね。」
意外にもしっかりしてるのは私だったり。
「ねぇ、ここどこ?知らない人ばかりだよ…。」
「当たり前じゃない。今日は私たちは転入生としてやって来たんだから。」
「…そ、そうだよね…。」
私は答えながら職員室を探した。
すぐに見つかり、入室する。
「失礼します。今日から転入してきた、山下瀬菜と琉菜です。」
「君達が双子達か!!そうだな、瀬菜が1組、琉菜が3組だ。」
「え…、離れちゃうの?」
琉菜ってば…。
「分かりました。あの…1組ってどんな人がいるんですか?」
「面白いやつばかりだよ。ちなみに3組は優しいやつばかりだよ。」
そうなんだ。
なんだか安心。
「じゃあね、琉菜。頑張るんだよ。」
「う、うん…」
あのクラス発表があってから、元気がない琉菜だけど、大丈夫だよね…?
「瀬菜、君のクラスはここだよ。」
「はぁい。」
〈ガラガラ〉
「おーい、みんな席につけー。今日は転入生が来てるぞ。」
「ゆうちゃんが転入生紹介なんてキモーいw」
「キモいゆーな!!」
クラス中ゲラゲラ笑い出す。
この人ゆうちゃんって言うんだ。
「じゃあ入れ!!」
私はその言葉を聞いて、教室に入った。
性格が男勝りな私でも見た目はバッチリ女子!!
「お!!可愛い子きたぁ!!」
「名前は〜?」
「山下瀬菜です。3組に双子の姉がいます。」
琉菜のことを言うと比べられるのは目に見えていた。
でもそんなの慣れてしまってからは、普通に言っていたりもする。
「じゃあ、瀬菜の席は風真の隣な。」
「風真の隣って…!!いーなー!!」
そんな言葉を浴びながら、風真って人の隣に行った。
「ないよぉ」
私は車のシートに座り、足をばたつかせた。
「あ、今日帰りは迎えに行くから。校門で待っててね。」
「了解!!」
私たちは松木学園に着くと、校門をくぐった。
「えっと…まずは職員室だよね。」
意外にもしっかりしてるのは私だったり。
「ねぇ、ここどこ?知らない人ばかりだよ…。」
「当たり前じゃない。今日は私たちは転入生としてやって来たんだから。」
「…そ、そうだよね…。」
私は答えながら職員室を探した。
すぐに見つかり、入室する。
「失礼します。今日から転入してきた、山下瀬菜と琉菜です。」
「君達が双子達か!!そうだな、瀬菜が1組、琉菜が3組だ。」
「え…、離れちゃうの?」
琉菜ってば…。
「分かりました。あの…1組ってどんな人がいるんですか?」
「面白いやつばかりだよ。ちなみに3組は優しいやつばかりだよ。」
そうなんだ。
なんだか安心。
「じゃあね、琉菜。頑張るんだよ。」
「う、うん…」
あのクラス発表があってから、元気がない琉菜だけど、大丈夫だよね…?
「瀬菜、君のクラスはここだよ。」
「はぁい。」
〈ガラガラ〉
「おーい、みんな席につけー。今日は転入生が来てるぞ。」
「ゆうちゃんが転入生紹介なんてキモーいw」
「キモいゆーな!!」
クラス中ゲラゲラ笑い出す。
この人ゆうちゃんって言うんだ。
「じゃあ入れ!!」
私はその言葉を聞いて、教室に入った。
性格が男勝りな私でも見た目はバッチリ女子!!
「お!!可愛い子きたぁ!!」
「名前は〜?」
「山下瀬菜です。3組に双子の姉がいます。」
琉菜のことを言うと比べられるのは目に見えていた。
でもそんなの慣れてしまってからは、普通に言っていたりもする。
「じゃあ、瀬菜の席は風真の隣な。」
「風真の隣って…!!いーなー!!」
そんな言葉を浴びながら、風真って人の隣に行った。