「皆、外へ移動だー」

先生の一声で皆外にでた。
あーやっぱ暑いなー

「舞ー!!」

澪が近づいてきた。
澪はあたしの心友!ちっちゃいころから一緒なんだ!

あたしは手を振った

「舞!大丈夫??」
「うん!大丈夫だよ!」
「よかったぁ」

そんなに心配してくれてたんだ・・・。

「あのさ」
「ん?」
「舞を保健室に運んだ人・・・」
「うん」
「超!イケメンじゃない!?」

くると思った。
澪は超イケメン好き。

「舞、しゃべった?」
「しゃべったよ」
「えーー!いいなーっ」
「そう?すごく優しかったよ」
「名前なんていうんだろ・・・」

そんなに気になるか?
まぁ、どうせ聞けばわかることだし

「ルカ。中郷高1年の西條ルカっていうんだよ」
「へー・・・ってことは名前教えてもらったんだ?」
「うん。」
「なんて読んでる?」
「ルカ」

普通に答えただけなのに、

「ふーん?」

澪がニヤッと笑った

「好き?」
「へ?」

何いってるんだ?

「だーかーらー好き?ルカくんのコト」

ドキ・・・
?なんでドキ?

?????

「会ったばっかりだから・・・」

「そっかつまんなーい」

澪は自分の楽器を取りに行った