毎日が退屈で仕方ない。


学校で過ごす日々も


何かが違う。


言葉ではいい表せない絶望だけが心を支配する。


そんな小学生時代。


何をそんなに怯えていたのだろう?



何で退屈してたんだろう…


其が分かるのはずっと先の事。



いつの間にか先の未来しかみなくなっていた。


私は「このままでいいはずがない。」


「今のわたしは本当のわたしではない。」


――いつか、幸せがやってくる。


――今よりももっと幸せになるんだ。






そう思う事で、「今」から逃げていた。



居るはずもない場所にわたしを運んで――