「マジで~?!」

「こ、声が大きい!!」

私は慌てて背伸びして、

良美の口を塞いだ。


「ごめん、ごめん・・・

でも、凄すぎ・・・

付き合っちゃうなんてしかもキ?!」


もう一度、口を塞いだ。

・・・

心臓に悪い。


「誰かに聞かれたらヤバいから、

口外しないでね」


私は良美に手を合わせてお願いした。


・・・・

片目を開けて、良美を見た。

クスッと笑った良美。


「大丈夫、誰にも言わないから。

でも・・・

なんかあったら、絶対報告してね?」

頷くと、笑って私の頭を撫でた良美。

「幸せになりなよ?」

嬉しい一言をくれた。