secret love~アイドルと…~

「あれ?ウソじゃなかったの?」


「あの会見が、ウソなんです」


樹が毅然とした態度で言った。



微笑んだ龍之介。



「ふ~ん・・・まぁ、いいか。


気に入っちゃったんだし。


この子おれに譲って?」



「「「はぁぁぁぁぁ?!」」」



3人の声が綺麗にハモッタ。


終始笑顔の龍之介。


『おい、龍之介!行くぞ?』


マネージャーの声が聞こえた。


「は~い、今行きます。

考えておいてね」


龍之介はそのまま仕事へと

消えていった。