雷竜は現れた男の顔を見て息をのんだ。

「お前、、、、、、風竜か。」

雷竜がそういうとジェリアが、ニヤリと笑いながら「ほう。よく分かりましたね。最近は会ってなかったんじゃないですか。」と言った。

「忘れるかよ。この身長、このアホみたいな髪型、、忘れられるはずが無いだろうが。」

「しかし、こいつが覚えているとは限りませんよ。」

ジェリアは風竜の背中を軽く押した。

「それでは、、、。」

ジェリアは指を鳴らしその場から消えた。

「あ!おい!ちょっと待てよ!!」

雷竜はジェリアを探そうとしたがなぜかその場から動くことができなかった。

「おい、あんな女放っておいていいから、、、。久しぶりだな。雷竜。」

風竜は笑いながら言った。

「ああ久しぶりだな。」

雷竜は軽く返し、公園中を見回した。

「そういえば風竜。お前どこの大学に「本当に!!」

風竜は大声で雷竜の声をさえぎった。

そして、ニヤリと笑うと雷竜の方に一歩近寄った。

そして、風竜は右手を挙げた。

すると、暴風が起き雷竜の周りの草が浮いた。

「動かないで、、、。」

風竜の顔が一瞬ゆがんだ。

「あ?何だって!?おい!」

雷竜が一歩動こうとすると、風竜は目を閉じ挙げた手を雷竜の方に向けた。

すると、雷竜の周りに浮いていた草が一斉に雷竜の方へ高速度で向かってきた。

「うわ!なんだこれ!?」

雷竜はよけようとしたが全て雷竜の身体に当たり身体中泥だらけになった。

「ちきしょう。どうなってんだよ。おい風竜!!」

雷竜は風竜を呼んだが風竜は目をつぶり、五本指を雷竜の方に向けていた。

「おい!」

雷竜は風竜の方に近寄ろうとした。

「動くな。」

風竜の口から風竜の声にはにつかわない低い声が出ていた。

雷竜は足を止め「お前風竜じゃねえな。」

雷竜は風竜の方に向き言った。

風竜は雷竜の方に向けていた五本指を銃のような手の形に変えた。

「何だ?それで手から鉛でも出るのか?」と雷竜は言いながら一歩風竜の方に近づいた。

すると、風竜は「エアーガン」と小さい声で呟き、目を見開いた。

そして、雷竜の方に向けていた銃の形をした手を銃を撃つように動かした。

その瞬間雷竜は後ろに吹っ飛び後ろにあった木に思いっきりぶつかった。

「グフ!」バキバキボキ。

雷竜がぶつかった木と一緒に雷竜の骨も数本折れた。

「な、、何なんだ。」

雷竜は地面に大量の血を吐き倒れた。雷竜の視界からは風竜が雷竜の方に近づいてポケットから何か取るところしか見えなかった。

「や、、めろ。」

雷竜は動こうとしたがうごけなかった。気を失う寸前に目の前にいた風竜と目が合った。風竜の目は灰色ににごり光がなかった。雷竜はそのまま気を失った。