「おい!雷竜起きろ!寝ているひまはないぞ!!やることがたくさんあるんだ。」

雷竜はゆっくりと目を開けた。

目の前には天井にへばりついてるじいさんがいた。

「じいさん、、、。ここは?」

「病院じゃ。見れば分かるじゃろう。少し辛くなってきたから簡潔に話すぞ。お主には以前わしが雷の力を与えた。だからお主には雷の力が宿っておる。その力をフル活用するのじゃ。使いこなせるようになるまで外へ出るのじゃないぞ。力が暴走したら大変なことになる。」

じいさんは雷竜にしゃべらす暇を与えず、一気にしゃべった。

「ちょっと待て。俺を監禁状態にするってことか?」

雷竜は問いかけているうちに一つの疑問が浮かんできた。

「なあじいさん。俺命を失うぐらいの大ケガしたんだ。じいさんは知らないかもしれねえけど。その傷が全然痛くねえんだ。それどころかピンピンしてる。おかしいよな。」とまくし立てた。

「そのことならわしが「蘇生呪文」で完全に直しておいたわい。それで、そなたにも「蘇生呪文」を教えるからあの4人に使うのじゃ」

「ちょっとストップ。「蘇生呪文」ていってもあの4人が死ぬはずないし、ましてや殺すことなんてあり得ねえし。」

「まぁまぁすこし落ち着け。あの4人たちはおそらく「操りの呪文」にかかっておる。その呪文を解くには殺すしかないのじゃ」

じいさんは小さい子をあやすようにいった。

「で、俺が殺して「蘇生呪文」をかけろと、、、。」

「うべし!!」

じいさんは雷竜が寝ているベッドの横に天井から落ち、顔を床にぶつけた。