目をキラキラさせた友香がこっちを見てる。
こっちがどんだけ緊張してるかわかってんの!?
友香め、あとからこらしめてやるぅ!!
「えっ・・・と、花下屋だよ。
初めてみるよね、そりゃあ・・・うん。
去年もクラス違うし。
年上の彼女いるとかやっぱしすごいよ。」
「花下屋ってゆーんだ。
俺は、源光 拓哉ってゆーんだ。
そーか?
部活で一緒だと、そんなこともねーぞ。」
・・・。
なんか、この人、イケメンだけど、背が高いからか威圧感ってゆーか・・・
なんか怖いオーラが・・・
「源光さんだね、よろしくっ。
友香から軽く聞いてたんだ。」
「まじか?
水西って人のこと広めるの好きだよな~」
・・・そうなんだ?
「そんなことないしっ!!
あっ、源光ってメールしてるんでしょ?
友達が知ってるんだよね~。
その子にアドレス聞いてもいい?」
うわっ、大胆なこと言うな~、友香は。