ドラゴンボーイと私。(仮)

(龍星Side)



長い長い1日が終わった。

昂平に、未来と穂乃梨のことについて相談にのってもらった。

「未来さんは、絶対穂乃梨ちゃんに手を出すと思う。だから、お前がしっかり守らないと!
あと、穂乃梨ちゃんに未来さんのことをちゃんと話さないとな!お前のことだから、何にもいってねぇんだろ?」

「…うん。」

「だと思ったよ。乃流のことも含めて、話してこいっ!」

「えぇ?」

「隠してるつもりだろうけど、気になってんだろ?ホントは。それに嫉妬してるんだろ?
ヤキモチヤキ屋さんだからな。龍ちゃんは(笑)」

「昂平、サンキューな。やっぱ昂平は頼りになる。」

「気持ちワリ―なっ!早く行けよ。」

昂平に背中を押されて、穂乃梨にメールしようとした。

2件メールがきてた。


〈穂乃梨〉

話したいことがあるの。
駅で待ってる。

   ―end―

〈未来〉

この写真見て!

 ―end―

添付されている写真を見ると、穂乃梨と乃流がキスしていた。

穂乃梨の話したいことってのは、絶対別れ話だな。

もう俺、無理。

俺は、穂乃梨へメールを送った。



(穂乃梨Side)


龍ちゃんまだかな~

メールがきた。

〈龍ちゃん〉

別れよう。

 ―end―

嘘…

もう、ダメ…

帰ろうとすると、龍ちゃんと一緒にいた人に引きとめられた。