「ふぁぁ」
今日もいつもの1日が始まる。
君の事好きになる前までは学校に行くのが嫌で嫌で仕方なかったなぁ。


私は中学1年の島谷明里。
いまのクラスは学級崩壊、最悪な状態だ。
そんなクラスに行くのは毎日嫌だ。あんなクラス大っ嫌い!!




「おはよぉ」

「おはよ、早くご飯食べて。今日早く行くんでしょ!!」

「うん」


これがいつもの日課。
私は3年生を送る会の運営委員の1人。
友達が強制的にやらないといけなくなり、やることになった。
早く行くことなんて聞いてないし!!って思ったけど友達いるし言えなかった。
渋々行く学校、片道25分。歩いて行くには本当に遠すぎる。

「いってきまーーす!!!」
「行ってらっしゃい、気をつけてね!」


そして私の恋は幕を開けようとした。