「お疲れさま。」
「美優さん、よかったらどうぞ。」
「ありがとう。」
このとき、知香ちゃんがいることに初めて気がついた。
「あの、美優さん。」
知香ちゃんに話しかけられた。
「何?」
「今、何してたんですか?」
「えっ。あー...。」
あたしは、修太くんに助けを求めた。
「知香。”恋歌”って知ってるだろ?」
「もちろん!大ファンだもん!」
うっ嬉しい!!
「実は、この人が恋歌なんだよ。」
「えっ?!?!?!うっそ!!!!!!
あの大人気ケータイ小説家の恋歌!?!?!
美優さん、それ本当ですか?」
「...まぁ。」
知香ちゃんは、しばらく何も言わなかった。

