♪~ 「あ、ちょっとごめん。」 奈由からだった。 「もしもし。どうしたの?」 <みゅう...。あたし...> 奈由の声は、いつになく弱々しかった。 少し涙ぐんでいるようにも聞こえた。 「奈由?どうしたの?何かあった?」 <祐くんさ...他に女いるみたい...> 「えっ?どういうこと?」 <みゅう...> 「奈由。今どこにいる?」 <時計台の前の公園...。> 「分かった。今から行くから待ってて!」 あたしは電話を切った。 奈由のことが心配で、いてもたっても居られなかった。