その人を見てみた。 バチッ 思いっきり目が合ってしまった。 大きくて綺麗な目だなぁ。 羨ましい。 って、そんなこと言ってる場合じゃない!! 「あ、あの・・・。」 あたしは、思い切って声をかけてみた。 「これさ、あんたが書いてんの?」 「えっ?」 喋ろうとしたが、先に喋られて遮られてしまった。 「あ、はい。」 「これって、恋歌の小説だよな?」 「えっ?」