平凡太~ヘイボンタ~の恋

何だかんだと言ってる小野寺主任だけど、もう一華先輩には未練がないように思えた。


かけてくるモーションは後輩に対する愛情的なモノで。


さすが体育会系。


ボクはデスクに戻ってまた右隣に一華先輩を感じながらパソコンと向き合う。


「平太くん、あたしコピーとってくるけど、ついで、ある?」


「あ、厚生の扶養認定の関係を一部。お願いできますか?」


「うん」


「じゃあ、お願いします」


書類と一緒に重なる手にボクの鼓動は高まって。


また喫煙室へ…ってリピートを繰り返しながら仕事をこなした。