やさしい手を僕に下さい

 彼女はどうしたのだろう

毎日おばあさんを見舞う彼女は

まだ高校生くらいで

学校も行かず

毎日 毎日

ずっとおばあさんのそばにいた。

お昼過ぎ

売店でジュースを1本飲んで

また おばあさんのそばにいた。

夜になって

帰っていく彼女を

僕は 病室から見ていたんだ。