そう決めて、あたしはドアを開けると……。
「先寝るから、って……おまえ」
「ぎ……ぎゃぁぁーーーーっ!!!!」
階段の近くにあるバスルームからでると、ちょうど階段に向かっている萩野と鉢合わせてしまった。
あたしは裸にバスタオル一枚。
最悪最悪最悪!!!
「……ふぅーん」
「み、見ないでよっ!!!」
この際、先に上に行ってもらおう。
あたしはバスルームに逃げようとすると、腕を掴まれて壁へと抑えられた。
「なっ、ちょっ」
「なにこれ、誘ってんの?」
「はっ?!」
そっと萩野の顔があたしの顔に近づいてくる。
思わずギュッと目を瞑れば、萩野の唇が首筋をなぞるように触れていく。
「ゃっ……」
そう言えば、「ぷっ」なんて声が耳に届いた。
……ぷっ???
そっと目を開ければ、ククッと肩を揺らして笑ってる萩野の姿。

