「田代先生に婚約者ができてただでさえ悔しいのに、そんで今日完璧にふられて。
誰かに好きとでも言って欲しかったんでしょ?
そんで、
自分を慰めて欲しかったんだ」
──ドンッ
「離してよ」
燈真はあたしをソファに押し倒し、胸ぐらを掴む。
「なに? 図星なんでしょ? それで手あげるなんて、小学生じゃんっ。
だから、田代先生にもガキ扱いされるんだよ」
「黙れよ」
「16のガキが、イトコに恋?
笑わせないでよっ」
「黙れって言ってんだろ」
「相手が年上だろうが、年下だろうが、
相手に好きな人がいたら、
視界になんて、絶対に入んないんだよっ!!

