……おかしい。 「ねぇ、燈真、お茶……飲む?」 「……いや、いい」 「……そう」 最近……燈真が、前と同じように素っ気なくない。 いつもなら、「サンキュ」ってもらってたのに。 っていうか、「茶、くれ」って命令だってしてた。 それなのに、今は命令もしなければ、あたしに話しかけることだって少ない。 「……なぁ」 「な、なにっ?!」 久しぶりに話しかけられて、あたしは思わずドもってしまった。 やば、はず……っ。 「……ぷっ、大丈夫かよ」 わっ、笑った顔……超、久しぶり。 顔、熱いや……。