私は現在中学3年生。


彼と出会ったのは、中学2年生だった。


--------------------------------------------------------

~中1DAYS~

「お母さん。そういえば中学校の役員って誰なの?」

「松尾さんよ。」

「松尾って誰~?」


私は当時中1で、彼の存在など知らなかった。


苗字も知らずに・・・。



~中2DAYS~

「あ、美緒、クラス一緒だし席前後じゃん!」

「マジやん!よかったぁ・・・。あ、松やんか!」

「おう。」


私の前の席は、中1の私が辛かった時期に助けてくれた女の子。

美緒。

彼氏がいるの。


そして、このとなりの人は、松尾舜って人。


「あ。。。役員だった人だ・・・。」

「え?」

「そういえば、松さ、小学校のときパーマかけとったよねぇ?」

「は?かけてないよ。」


そう笑いながら言う顔は、可愛い印象だった。


でも、恋愛感情はなく、普通の友達だった。

可愛いという印象だったとはいえ、私の彼の印象は、、、シュレック・・・だった。


「じゃあ、席替えをします。班長集合。」

「え、班長が決めるとか終わっとる・・・。」

「やね・・・。」


普通に話していた。


「あ、決まったっぽい。離れるかもねww」

「だなww」


そんな笑える話をしていた。