――――――。

はっ!!

ぬおっ!!!

待て待て、私。

「すすすすいませんしたっ!!」


私は走った。
トイレが漏れそうになった時の速さとは比べものにならない。

教室には行かず、とりあえず走った。

なんだか、

何故か、

あそこにいてはいけない気がしたから。