―――……

「スッキリー…」

くう、と背伸びをして欠伸をする。

廊下の向かい側の窓から見える校庭。

未だに慣れないこの制服。

…友達。

「できたら良いのになぁ…」

……。
ダメだ。
元気出せ!!

ぶんぶん首を振り、腕を構えた。