この学校に入学してから、早1ヶ月。
クラスは最悪。
前同じ学校だった友達は数少ない。
しかも仲が良いわけでもない。
りっちゃんは隣のクラスで…、もう、人生終わった。

「神田さん」

はっ!?
私の名を呼ぶのは誰だ!

「はいいいっっ!?」

クラスメイトかと思ってドキドキしながら振り向くと…、

……。

「申し訳ないんだけど、コレ…」

先生だった。
さっきさようならって言った先生だった。
手に持ってるのはプリントだった。
ハンパないほどたくさんのプリントだった。