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今日は土曜日。
我がブラザー…じゃなくてシスターは小学生なので学校はない。

「ちぇっ」

道端に転がっていた小石を蹴る。

「んあー……だるいわー」

やっと歩き慣れたこの道。

「おはよぉ〜」

右手をひらひら振り、ニコニコ笑いながら近寄ってくる人影。

…誰だろう。

「いやぁーさ…誰だろうとか酷くない?覚えようよそろそろ」

ぬおっ!聞こえてたのか!

「すいませんしたッ……りっちゃん様ッ」

目の前にいるりっちゃん。
かれこれ付き合い7年目。

「いやぁ奈々のアホさは相変わらずだねぇ」

のほほんとしながら言うりっちゃん。

…アホだって??

「んだとこら何て言った?もっぺん言ってみ?」

「なんでもないでぇーす」

「…ちっ」