ムスッとしたその表情は
どこか幼く見えた 。
「 そういや 、 上原くんって何組 ?
私達のクラスにはいなかったよね ? 」
「 んや 、
俺もあんたらと同じクラス 」
フルフルと首を横に振って
上原くんは言う 。
「 えっ !?
でも入学式の日 上原くんクラスいたっけ ? 」
こないだの入学式の記憶の中で
上原くんを必死に探す 。
しかし それは
佐伯くんの声によりさえぎられた 。
「 あ ー 、 こいつ休んでたから 、 学校 。
てか サボり 」
… サボり ?
そう言われてみれば
入学式の日 、
教室にいくつかあいている机があったような気がする 。
「 入学式 サボるって人初めて見た … 」
「 やって 入学式とかめんどいやん 。
校長の話は長そうやし
どうせクラス発表ぐらいなら
行っても行かんでも変わらんやろ 」
「 おぉ … 」
あまりの自信満々とした
話しぶりに何も言えなくなる 。
でも 、 「 確かに 」と
頷いている自分もいたりして 。
