上管に残りし砂の侘しさに、 蜂の腰過ぎ行く少砂を眺めては、 下管に落ちし命儚く、 仁摩の砂暦に光陰悔恨を思う。 古に、 海を渡りし強者の、 導となりしも、 死の印、 墓石の印となりて現に生きん。 哀れなり、 器の大きさ様々に、 含みし命流れ落ち、 黄昏時に貝粉煌き、 恋の沙漏の終焉近し。