「真香ちゃーん」
「なに?」
「お客さん」


ドアの方に歩いて行くと

「あなたが、赤嶋 真香?」

いたのは
髪はキツく巻いて化粧をがっつりしている女の子

「な、なに?」


ジーと上から下までゆっくりと観察してくる

「…こんなコがねぇ」


フッっと鼻で嘲笑ってきた


「まぁでも、あんたなんかすぐに飽きるはずだし」

そう言って帰っていった