「チッ」

タッ

田中君は逃げ去ろうとしていたが
「そう簡単に行かせねぇよ!」

啓太は田中君の腕をつかみねじり上げた
「イテテ!」
「もう二度と真香の前に現れんじゃねえよ」
「はい!」
「誓えるか?」
「誓えます!」
「よし、じゃぁ警察行くか」
「え!?見逃してくれよ!」
「は?真香をこんな姿にして襲うとしてたのに許せと?」
「それは…」

なんか田中君がかわいそうに見えてきた

「啓太、もういいよ。田中君ももういいよ」
「真香…」