幼い頃から一緒にいた。
家も結構、近くて(お隣さんだけど)
よく遊んでいた。

でも、もう1人いたけど
名前と顔が思い出せない・・・

もぅ、昔のことだから
どうでもいいけど、なぜだか
思い出したくなる。

私は、ずっと感じて

ずっと・・・


そして帰り道に「みなと橋」と、いう橋の所で
翔は足を止めた。

「どうしたの・・・?」

「雪音に渡したい物がある」

翔は真剣な顔で言ってきた。

「え?なーに?
 渡したい物って・・・」

「これ・・・」

翔から小さい箱が渡された。
開けてみると、
四つ葉のクローバーの指輪だった

そして、翔は・・・

「一緒に高校を卒業して
 できれば大学も
 一緒のトコ行って、卒業したら

 雪音、結婚して
 ずっとそばにいてくださいー」


・・・・・・・・・え?


「えっと、ちょっと渡し方 
 ダサいけど・・・」

「うん・・・」

「おい、それちょっと酷くね」


「グスッ、違うよ・・・
 『いいよ』って、いう意味だよ・・・」

ポロッポロッー

私の顔は多分、真っ赤だ・・・
涙が、止まんないよー

「私・・も・・・
 そばに・・・いた・・い・・・

 私か・・ら・・も・・・
 お願い・・します・・・」

この告白は、人生で忘れられないかもしんない



絶対に・・・