綾「…落ち着いたか??」
架「グスッ…。うん。
ありがとう。」
また笑う。
やっぱり無理か??
綾「いや…いいんだ。
最初から一緒に帰ってやらなくて悪かった…。」
そもそも俺が
もっと早く誘っていれば、
こんなことにはならなかった…。
自分を責めていると…
架「なんで?三浦君は悪くないよ!ありがとう。
助けてくれて。ヒーローみたいで…
凄いかっこよかったよ!!」
エヘッと笑う君。
大分落ち着いたのか、
笑顔が少し和らいだようだった。
綾「そうか?ありがとう。
なら…そろそろ帰るか?」
もう時間は、
10時を回っている。
綾「立てる?」
架「………。」
綾「架穏?」

