架「あの……
迷子になっちゃって…。
道がわからないんです…。ぐすっ…。」
?「そうなの?
どこに行きたいの?」
架「あの…
一年生の教室に行きたいんです。」
?「あっ!それなら
俺も行こうとしてたとこ!
おいで!!一緒にいこう!」
そう言って誰なのかも
わからない男の子に手を引かれる。
手…おっきいな。
暖かいな…。
背も凄く高い…。
私が157センチだから…
彼は、多分170センチくらいかな?
ちょっと茶色がかった
綺麗な髪の毛。
横顔は…
見とれてしまうくらい
かっこよくて…。
長い睫毛に
おっきい瞳。
高く透った鼻に
綺麗な形の唇。
架『こんなカッコイイ人…始めてみた…。』

