当然よね、だってあたしはこの時代の人達とは違う服装をしているんだもの。


これ以上此処にいてまた変な人に見つかったらたまったもんじゃないわ、



裏の路地に入ろうと思ったその時、
がっしりと腕を掴まれた。



「な、何?」


もしかしてさっきの男の人?びくびくしながら振り返る。



「お前、南蛮人か?」


へ?


何、この人..


南蛮人って、何?