君とタイムトラベル☆~過去からの手紙~



拓登なら何とかしてくれる、そう思って勇気を振り絞ってここまできたのに。


それなのに..何も解決出来ないなんて



「王麗、さん..?」


「あ、たしはこの手紙を届けたいの!!待ってるかもしれない人がいるかもしれないじゃない!」


「それは..でも江戸時代の人に届けるなんて不可能..」


そこまで言った拓登の口が止まった。


「..あった」


「え?」


「行く方法が一つだけあるんだ」



どういう..事?