君とタイムトラベル☆~過去からの手紙~




「何それ?教えてよ~」

「そんな大したものじゃないよ」


二人のそんなやり取りが聞こえてくる。



明日、また喋れる。



また、拓登と話せるんだ。


あの頃、みたいに。



それが嬉しくて、あたしはその日スキップしながら家に帰った。