「あんた、何発見してんのよ!」
静かになったと思ったら急に騒がしくなる。
というか、興奮してる?
「だ、だって、あたしはただ死体を見付けたかっただけなのに..」
よりによってこんなものを..
「ちょ、とりあえずどっかに連絡しないといけないんじゃないの?博物館?役所?
あー!!こんな時どうしたらいいか分からない!とりあえず、先生に..」
「ちょっと待って、沙穂」
引き止めたあたしに沙穂は不思議そうな顔をしてこちらを見る。
沙穂の言いたい事は分かるけど。
「その前に..沙穂はこの手紙に何て書いてあるか分かる?」


