「おいっちょっと待てよ」


「ほらほーらこっちまでおいでー」

「クッソお前、調子に乗りやがって待てーーーー」

「蓮達またやってんのー?」

「ふっふ、いいんじゃない?いつもああなんだし」

あっ皆さんこんにちは、鈴木彩未です
えっと、今の会話に私の声は、一つも入っていません
私は、いつも休み時間などは、隅っこに座って本を読んでいます。
いわゆる、地味子です。
友達は、小学生の頃からずーーっと同じクラスだった
内山美紀(ウチヤマミキ)ちゃんぐらいです

美紀ちゃんは、私とは、全然違ってとっても可愛い女の子で、クラスのみんなからも人気がとてもあります。

美紀ちゃんには、彼氏さんもいてさっき蓮くんと走り回っていた男の子です
名前は、えっとえっと・・・

あっ斎藤新くんです

二人は、高校で出会い、高校一年生の夏に付き合い始めました。

それ以前は、私と美紀ちゃんで帰っていましたが最近は、斎藤くんと帰っていて
何だか美紀ちゃんを取られた気分です!

そんな私にも、好きな人がいるんです!

このことは、親友の美紀ちゃんにしか話していません

えっそれは誰だって?

えっと・・・恥ずかしくて言えません

えっ絶対言わないから?

じゃっじゃあ絶対に秘密ですよ!

えっと

秋庭蓮くんです

それは何でかって?

それは、