そして 、唄羽は 決意したかの ように

「私、私、、郁斗 君と 同じ 高校に行く。」

?!
「いくらなんでも無茶だよ、、僕は 唄羽と離れるなんて 悲しいけど、、、唄羽の夢なんかまで 壊したくなんか ないし、、、」


僕は 正直、この時は焦った。


「嫌だ!私は、、郁斗 君と 一緒の 高校に行きたいの!!」


「…。いや、でも」


「ううん。いいの、、私の初めての友達は、郁斗 君だし、、離れたら 寂しいよ。」


唄羽は 涙目にして言った。


「そんな、、、」

僕は、小さな声で つぶやいた。