大人の世界




肌寒くなった頃・・・、

だんだん、「キュウキ」さんからの連絡が、 徐々に、減っていった・・・


最初は、週に1度くらいだった「キュウキ」 からのベルが・・・

2週間に、1度・・・

3週間に、1度・・・、


月に、1度・・・・・



それでも、待っていた私・・・

だけど、



毎日、毎日・・・、

「キュウキ」さんの、ことばかり・・・

愛しさがつのる・・・

会いたさが、つのる・・・




我慢しきれずに、

車を、野々市に走らせた・・・


そんなことが、

何回も続くようになった・・・


私が行けば、

それなりに、「キュウキ」も、会ってはくれ ていた・・・






そして、その日―――

野々市に行くと、「キュウキ」の部屋は真っ 暗で、 私は、アパート向かいにある、駐

車場で、 車を停めて待っていた


しばらくして、「キュウキ」が車で帰って来 るのが見えて、 駆け寄った

「・・・なに?どしたん?・・・。待っとったん? 」

「うん!・・・ダメやった?」



「・・・・・・・・・」

「・・・ダメじゃないけど・・・。ま、入れや」



怪訝そうだった・・・





だけど、

それよりも、もう・・・

「会いたさ」のが、上回り、

我慢が出来なくなっていた・・・


だから、

どんな態度でも、いい・・・

そう、思ってたんだ・・・