「んぁ?俺か?俺様の名前は新条飛鳥様だ!!!」

「飛鳥・・・・様?(今時俺様って言う人初めて見た・・・・)」

「!?お、お前気に入った!!俺様の事特別に呼び捨てで呼んでいいぞ!!」

「はぁ・・・・?飛鳥?俺は中村正親」

「んじゃ正親って呼んでやるよ!」

「うん?サンキュ?(なんか良く分からん人だ・・・・)」

「これまた珍しいですね・・・・」

「へ?どうしました?」

「初対面で呼び捨てを許可された方は初めて見ました・・・・そんなに気に入ったのですね」

「だってこいつ俺様の事、飛鳥様って言ったんだぜ!!」

「え?だってそう呼ばなきゃいけないのかと・・・・」

「ここの奴等はそんな事絶対言わないからな!だから嬉しかったんだ」

「そうですか?喜んでくれたならこっちも嬉しいです」

「あー!!待て待て!!」

「ふぇ!?な、なんですか!?(声でけぇんだよ!!)」

「呼び捨てなんだから敬語もなしな!それに俺と同い年か年下っぽいし」

「い、いいのか?てか飛鳥いくつだよ?(同い年には見えないんだが・・・・)」

「飛鳥は20歳ですよ、正親くんの2つ下です」

「あ、てめ!今俺が言おうとしたのによ!・・・・って年上!?」

「うん?俺22だけど・・・・?(こいつが年下・・・・)」

「まじかよ!?小さいからてっきり・・・・」

「小さいとか関係ないですよ飛鳥・・・・馬鹿ですね」

「う、うっせぇよ千鶴!!!」

「あ、ちなみに僕は正親くんと同い年です」

「!?!?に、22!?(大人びてる・・・・)」

「はい、同い年同士仲良くしましょうね」

「う、うん!!」



と、とりあえずなんか2人とも掴めない・・・・

ペースが崩れていく気する・・・・

てか自己紹介ばっかで、部屋案内してもらってないよな・・・

早めに荷物整理したいんだけどなぁ・・・・



「ん?こんな事をしている暇じゃありませんでした!正親くんの部屋案内をしなければ」

「お?んじゃ俺も付いていこっかな」

「はは・・・・(やっと話が戻ったぁぁぁぁぁ)」

「歩きながら話ましょうか・・・・というか飛鳥は何故僕を呼んだのです?」

「あ、・・・・忘れてた!!!また床が抜けたんだよ!!超びびったぜ・・・・」

「またですか・・・・まぁ仕方ないですね。ここも古いですし・・・・」

「つーことで修理を頼んでくれって言いにきたんだよ!!」

「分かりました、頼んでおきます・・・・」

「おう、よろしく頼むはー」



そんなに頻繁に抜けるのか?

だとしたら超怖いんだが・・・・

四六時中いつ抜けるかビクビクしながら過ごすなんて・・・・

いやだぞぉぉぉぉぉぉぉぉ