My許嫁はイカレポンチ?

「おいっ!琶炉っ!」

悠の声がきこえる。

でも、今見られたらきっと悠を困らせる。

「今は1人にして・・・。」

「ダメ。入るぞっ。」

悠が、あたしの言うこときいてくれるはず

ないよね。

あたしは、悠に顔を見られないように

布団にもぐった。

「おい、お前どうしたんだよ?」

「・・・悠、彼女いるの・・・?」

「はぁ?いるわけねーだろ?」

「嘘つき。あたし見たもん。」

いつもどうりのふつーな態度の悠が

なぜかムカつく。

「見たって何をだよ。」

「わかってるでしょっ!今日、女の人といたじゃないっ!ばか悠っ!」

しまってこうと思っていた気持ちが

溢れて溢れて。

涙と一緒に、溢れてくる。

「お、お前・・・。もしかして、嫉妬してんの?」

「そうよっ!悪いっ!?」

「それって、俺のことが好きってこと?」

「そうよっ!好きっ!好きよ、悠のこと。」

今日のあたしはどこかおかしい

気持ちが抑えられなくて、変なことまでしゃべっている。

「琶炉のばか。誤解だっての。」

悠は、あたしに

小さな声で呟いた。