「な、ななな・・・。何すんのよっ!イカレポンチっ!」

「騒ぐなって。これで暗いんだからいーだろ?」

「そうゆう問題じゃないっ!」

「そーゆう問題。てか、俺イカレポンチじゃねーし。天才wwだし。」

「ナルシ発動すんなっ!」

こんなとこでも、ナルシ発言かいっ!

こんな、男子と密着したの初めてよっ!

もーーーーっ!

身体が熱くなるーーーっ!

「お前、体温高くね?熱でもあんの?」

「そ、そうじゃなくて。」

それは、お前のせいだろーーーっ!

って、言えたらどんなに楽か。

でも言ったら

『何?俺のこと、意識してんの?』

とか、言われんのがオチだし・・・。

はぁ・・。どうしよ・・・。

「もしかして、俺のせい?」

「はっ!?」

「俺、体温高いから。くっついてるから、そのせいかも。」

な、なんだ・・・。

そこかよ・・・。

もー、てっきり

またイカレ発言でからかわれるのかと思った。

てかこいつ、

どんだけ鈍感なの?

「違うって。その、あんたが・・・。」

「俺が?」

「こんなにくっついてるから、照れてんでしょーが。」

「っ!?」

あーあ。言っちゃった。

でも、もう我慢できなかったんだもん。

ってかこいつ、

なんか体温高くなってね?

どしたんだろ?