「ふぃー。気持ちよかったねぇ。」

「だねぇ。」

由紀が終わって、あたしも髪と身体を洗ってもらってから

あたし達は洗面所にいた。

「これから、ご飯だよね。」

「そーよ?どしたの?」

「なんか・・・緊張する。」

「きゃはははっ!何言ってんのさぁー。」

「そ、そんなに笑わなくてもいいじゃんっ!」

ペシペシあたしの頭を叩いてくる由紀を

痛い痛いっと言いながらなだめる。

「ゴメンってー。大丈夫、母さんもいるし。」

「そう?ならいーんだけどさ・・・。」

校長先生の印象が強い由紀は、やっぱり緊張するのかなぁ・・・?

あたしはもう“お父さん”って呼んでるけどww

「ほら、行こ?」

「うん。」

あたしは、由紀の手を引いて

食事が待つ場所へと行く。


ふんっ!

もう、迷わないもんっ!