「暇〔笑〕」

「よかったぁ・・・。じゃあ、今日うちに泊まりにこない?」

「あたしは全然いいけど。羽爾野森君はいいの?」

そっかぁ・・・。

悠が、ダメって言うかなぁ。

「悠、ダメ?」

「キス1回で、許してやるけど?」

「っ!由紀の前で、変なこと言わないでよっ!」

「じゃ、井上。ちょっと目ぇ瞑っててくれ。」

もーっ!

そうゆうことじゃ、ないんだってばっ!

・・って、由紀も目、瞑ってるしっ!

「ほら、これでいいだろ?」

「よくないしっ!」

「強情だな。ったく・・・。」

「っ!?きゃっ・・・。」

腕を、ぐぃっと引っぱられて、

悠のほうに倒れそうになる。

「チュッ・・・。」

コレも悠の作戦だろうか。

驚いたところで、不意打ちのキス。

ぎゃーーーっ!

恥ずかしいっ!

「どうだ?キスする気になった?」

「もうしたでしょっ!」

どさくさにまぎれて、

もう1回しようとしてたなぁ・・・!

「あのぉ・・。もういい?」

「あっ。ゴメンっ。もういいよ。」

由紀、目ぇ瞑ったまんまにしちゃったじゃん。

ごめんーっ。

「じゃ、今日は由紀、泊まりだから。」

「はいはい。俺は別にいーけど。」

よっしゃっ!

久しぶりの、お泊り会っ!

「部屋、どーすんだよ。」

「あたしの部屋でいい。広いから、じゅーぶんだし。」

「ふーん。」

これで、悠の許可はとれたし。

後はメイドさんに言っとけば、okだよねっ♪